藁の楯

藁の楯

テレビで再放送をしていて、カンヌで入選している映画だったのでみてみた。
日本のアクションだから期待はあまりなかったけれど、意外と最後までみれたのでおもしろいとおもった。10億円の応酬金がかかった凶悪人を福岡から東京に運ぶ話であった。10億円という大金がかかったせいでいろんな心叫ぶシーンがいっぱいある。いろんな人間模様が溢れ出ていて、とことん人間の心理を遂げる。そしてなにげにお金がかかった作品でもあったことに衝撃。車のとトラックの衝突シーンが意外だった。
大物役者が多く、期待はずれない演技力だった。特に大沢たかおさんはすごかった。クールな表情なのに限界に追われる精神的なダメージでは人間は凶暴と化す。藤原さんのクレイジーな演技は余り好きではなかったが、もっと出来てたとおもう。クレイジーを演技するんではなく、クレイジーになってほしかったって観てておもった。突っ込みどころも何点かあった。特に印象的だったのが松嶋菜々子が殺されるシーン。SPなのになんで藤原から目を離したのかが疑問。それが彼女の生死を決断された。

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