カテゴリー別アーカイブ: サスペンス

双生児

~GEMINI~ 特別版 [DVD]

結構豪華ゲストでびっくりした映画。
内容は非常にすごく面白い。題名通り、双生児の子が2つの世界に離れ離れになったのだが、どこかで同じ世界に生きる。
すごくメタファーチックな部分が多く。何度か見ないとわからないかもしれない。

映像はアートチックで綺麗だった。
特に貧民の表し方とか、眉毛がないなど、とても1999年だいに作成された感じには見えなかった。

いろいろとまだ謎はいっぱいあるが。
また改めて観たいと思う。

インターステラー

インターステラー(字幕版)

完全なるエンターテイメントを満たした映画であった。序盤から終盤まで面白く、ながい映画だったけど全然飽きさせなかった。ユーモア、ラブ、ヒューマン、アクションとスリラーが見事にブレンドした映画だとおもった。マシューの役は彼にしかできないぐらいに感じた。ストーリーも、さすがフィンチャー様っていうぐらい完成度が高く、最後の最後まで楽しませ、考えさせられた。万人受をする映画でみんなに見せたい映画ではある。きっと今年のアカデミーでは受賞するかとおもう。

ゴーンガール

ゴーン・ガール (吹替版)

個人的にベンアフがあまり好きではないけれど、映画のストーリーがよくて面白いとおもった。女優のロザムンド・バイクは美人で賢く、インテリそしてサイコなところが非常によかった。IQ抜群の女性はやはり計画性がすごくこわいって改めて感じる。恐怖感を上手に表していた。氷の微笑のシャローン・ストーンをおもいだした。映画を重ねると、ベンアフよりもっとダメダメな感じの役者が良かったかもと個人的におもった。

スノーピアサー

Snowpiercer

表示にいいまとまりの映画だった。全体的なバランスもよく。ストーリーもいい。色々と深い意味をもった映画で色々考えさせられる。全く新しい視点からの未来的人間の存在の表し方で、自然のバランスという世界観があった。列車=地球、その中に貧困と金持ち。コントロールする代表がいることにより弱肉強食の制度が生まれる。反乱が起こりトップが落とされ、すべてがまた0に始まる。いたってシンプルなあらすじだけど、メトリックスに及ぶ深い内容であった。エンターテイメントとしてもみれるし、ドキュメンタリーとしてもみれた。改めて観るのもアリな感じがする。

藁の楯

藁の楯

テレビで再放送をしていて、カンヌで入選している映画だったのでみてみた。
日本のアクションだから期待はあまりなかったけれど、意外と最後までみれたのでおもしろいとおもった。10億円の応酬金がかかった凶悪人を福岡から東京に運ぶ話であった。10億円という大金がかかったせいでいろんな心叫ぶシーンがいっぱいある。いろんな人間模様が溢れ出ていて、とことん人間の心理を遂げる。そしてなにげにお金がかかった作品でもあったことに衝撃。車のとトラックの衝突シーンが意外だった。
大物役者が多く、期待はずれない演技力だった。特に大沢たかおさんはすごかった。クールな表情なのに限界に追われる精神的なダメージでは人間は凶暴と化す。藤原さんのクレイジーな演技は余り好きではなかったが、もっと出来てたとおもう。クレイジーを演技するんではなく、クレイジーになってほしかったって観てておもった。突っ込みどころも何点かあった。特に印象的だったのが松嶋菜々子が殺されるシーン。SPなのになんで藤原から目を離したのかが疑問。それが彼女の生死を決断された。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~(特別編) [DVD]

久々にサスペンス映画で好評なのをみた。また、だいぶご無沙汰ケビンコスナーさんをみて改めてすごいとおもった。やっぱり大御所の俳優さんは演技に感動する。映画の内容に凄くぴったりで演技がこまかい。大企業の社長なんだけど、誰にも言えない極悪な趣味をもったお父さんでもある。2重人格の表現がとてもよくて、わかりやすい。悪のささやきでありながら、鋭い視点で問題を解決していく。全体的に明暗の場面がはっきりしててバランスがいいと感じた。
一度中毒になったものはなかなか手放す事が出来ない。やめようとする気持ちがあってもそれは高まる一方ではある。人間は弱いけど、快感にはつよい。

ライアー

ライアー [DVD]

久しぶりに映画っぽい映画っていうファーストインプレッションだった。少ないキャスティングだけど、結構大物ぞろいでびっくり。一番びっくりしたのが、「ライトゥミー」という海外ドラマに似ていた内容であった。嘘の天才と嘘を見抜く天才の精神的なバトルはたまらないシーンが満載。ティム・ロスの外さないサイコティックで潜在的に天才な演技はさすがしか言えない。撮り方の手法が色々あって観てて楽しかった。
個人的に凄く好きな映画ではあり、おまけな感じに若木レネ・ゼルウェガーがまた可愛いこと!こんなにやせてていてまさかの売春婦の役をするとは今は思えない。
嘘の味をわかった人には中毒になる事をおしえてくれる映画であった。誰にも嘘はつくけどどれまで嘘の限界があるか人それぞれではある。自分の嘘はどこまでかな?