スワロウテイル

[DVD]

長い映画だったけど、非常に内容が面白い。結構最後まで普通にみれてジーンときた。撮り方も、演技も味があり個人的に評価が高い。Charaの存在を知らないまま観たものの、Charaの歌え方がピンときた。美味いなーと思いながらみたら実は、すごく有名なアーティストって事をしり、すぐファンになる。余り好みの声ではないけれど、Charaは許せた。

話のスケールが大きいすぎて、内容もいろんな時代があり、最初は疲れるけど、淡々とすすんでおもしろかった。謎の外国人のバンドたちにはちょっとわらった。
人を傷つける事をしりながら、大事な人を裏切り。当初は一緒になって頑張ろうと言う気持ちがありながら、最終的にお金っていう物に動かされ、なくなる人、残る人、頑張る人が生まれる。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~(特別編) [DVD]

久々にサスペンス映画で好評なのをみた。また、だいぶご無沙汰ケビンコスナーさんをみて改めてすごいとおもった。やっぱり大御所の俳優さんは演技に感動する。映画の内容に凄くぴったりで演技がこまかい。大企業の社長なんだけど、誰にも言えない極悪な趣味をもったお父さんでもある。2重人格の表現がとてもよくて、わかりやすい。悪のささやきでありながら、鋭い視点で問題を解決していく。全体的に明暗の場面がはっきりしててバランスがいいと感じた。
一度中毒になったものはなかなか手放す事が出来ない。やめようとする気持ちがあってもそれは高まる一方ではある。人間は弱いけど、快感にはつよい。

ライアー

ライアー [DVD]

久しぶりに映画っぽい映画っていうファーストインプレッションだった。少ないキャスティングだけど、結構大物ぞろいでびっくり。一番びっくりしたのが、「ライトゥミー」という海外ドラマに似ていた内容であった。嘘の天才と嘘を見抜く天才の精神的なバトルはたまらないシーンが満載。ティム・ロスの外さないサイコティックで潜在的に天才な演技はさすがしか言えない。撮り方の手法が色々あって観てて楽しかった。
個人的に凄く好きな映画ではあり、おまけな感じに若木レネ・ゼルウェガーがまた可愛いこと!こんなにやせてていてまさかの売春婦の役をするとは今は思えない。
嘘の味をわかった人には中毒になる事をおしえてくれる映画であった。誰にも嘘はつくけどどれまで嘘の限界があるか人それぞれではある。自分の嘘はどこまでかな?

ベロニカは死ぬことにした

ベロニカは死ぬことにした [Blu-ray]

自殺未遂をした中年の美女、ある施設で治療を受けながら生きようと改めて考える事に。とても一般的で至って普通の映画ではある。しいて言うのであれば、施設の陽気な仲間たちとの出会いと無口で無感情の患者クラウドとの不思議なラブストーリー。死ぬ事が凄く簡単な事なこととそれを降り超えられる気持ちも凄く簡単だということも勉強になる。死が間近に自分で考えると人間は自然といきたい気持ちになる。それは改めて理性を保ち考えた時である。毎日が面白くない、毎日がいつも同じと考える事はきっと一生のうち何回か考えることはあると思う。けど我々はどこかで、理性にもどり、なんとかしようと言う気持ちが戻る。

カット

CUT [DVD]

ちょっとした極道とオカルトが入った映画。内容はちょっと面白く、相当な映画マニア役の西島さんのの兄貴が殺され、2週間で1000万円をやくざのパンチングバッグで稼ぐ話。とにかく、ぼろぼろになっていく西島さんの作品にしか見えなかった。映画を夢に耐えられた感じで、そこまでやるか?と思うほどではあった。逆に後半は拷問どころか、快感に変わっていた事をちょっと感じられる。
人間は何かの為に、自分を切り捨てる事ができるのだろうか。とちょっと真剣に考えてみたら。。。ただただ、毎日食事をとり、だれかと話、仕事で生活のお金を稼ぎ、の繰り返しで人生を過ごすのは良いのかな? 

蛇の人

蛇のひと [DVD]

関西弁の西島さんの映画が面白かった。ちょっとマツケンに似てて不思議。ストーリーがおもしろく過酷な人生を歩む、一見優しい人だけど蛇の用に裏腹がある人間のはなし。

本当の自分の気持ちはやっぱりどこかで隠す事はあると思う。いくらオープンな人でも、自分の考えごとがあるし。きっとそれは人間の野性的な防御反応なのかもしれない。世間がどう動こうが心の声は自分だけに聞こえる。どこかで自分だけって言う物がないときっと人間は生きていけない。ちょっと不思議だけど、何となく感じる。